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橋本左内―その漢詩と生涯―(増補版)


前川正名著


本体価格¥4400+税 '18/03/04刊 ISBN978-4-903866-43-7 C3032   A5判、440頁
橋本左内―その漢詩と生涯―(増補版)
         



             目次

【論文篇】
  序 章 橋本左内研究の現状
  第一章 橋本左内略伝
  第二章 『啓発録』に見る橋本左内の忠孝観
  第三章 橋本左内の漢詩概観
  第四章 適塾時代の橋本左内
  第五章 蘭学者時代の橋本左内
  第六章 書院番及び明道館時代の橋本左内
  第七章 志士時代の橋本左内
  第八章 橋本左内の「忠」観 漢詩を中心に
  終 章 橋本左内その漢詩と生涯

【訳注篇】

 附篇一  橋本左内関係文献一覧
 附篇二  橋本左内略年譜
        


見所:橋本左内―その漢詩と生涯―(増補版)

         
 橋本左内といえば、(中略)志士以外の左内像については、あまり触れられていない。
 左内は数え年二十六にて刑死した。短い生涯ではあったものの、彼はその一生を通じて四百六十首ほどの
大量の漢詩を遺している。
 漢詩を見ていくならば、激烈な死を遂げた志士・左内の作ったものでありながら、何とのどかな詩の多い
ことか。左内が蘭学塾・適塾にて学んでいたことを知る者も多いだろう。現在で言う理系(医学系)の知識
人である。されど、典雅な文言の何と豊富なことか。
      

書評:


         



      

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